明るく楽しく仕事をして、業績UP！
おはようございます。高司です。今回は社内の雰囲気を良くするコミュニケーション術を紹介してまいります。そもそもなぜ雰囲気を良くする必要があるのでしょうか。
答えは簡単です。社内の雰囲気をよくすることが業績に直結するためです。
挨拶もないような暗い会社と、元気な挨拶が飛び交う明るい会社、どちらが毎日行きたいと思うでしょうか。暗く、ムスっとした顔をしている上司と、明るく笑顔が素敵な上司、どちらにすすんで相談したいと思いますか。自分が頑張っても誰も声をかけてくれない職場と、自分が頑張ったときは思いっきり褒めてくれる職場、どちらが働いていて楽しいでしょうか。
働く人の能力を最大限に発揮し、組織の成果を出すために、明日からできるコミュニケーション術をみていきましょう。
上司からすすんで笑顔で元気に挨拶をする
貴社では、上司からすすんで笑顔で元気に挨拶を行っていますか。
上司は部下から挨拶をされて軽く返答をすれば良いと思っていませんか。
もしもそういった態度を取っていたとすれば、今すぐ改めましょう。挨拶に立場は関係ありません。気付いたほうがすすんで挨拶をしましょう。毎日上司が笑顔で元気に挨拶ができる会社は雰囲気が良くなり、部下と上司のコミュニケーション活性化につながります。
相談しやすい雰囲気をつくる
貴社内は相談しやすい雰囲気に満ちていますか。部下が話しかけてきたとき、目も合わせずに、忙しい雰囲気を醸し出し、あげく言葉を遮って意見を述べるなんてことはしていませんか。
もしもこういった態度を取っていたとすれば、今すぐ改めましょう。上司が相談しにくい雰囲気でいることはかなり危険です。
なぜなら、ただでさえ部下は上司に相談することを遠慮しているからです。遠慮して相談した結果、邪険に扱われ、一方的に怒られてしまっては、相談する気が失せてしまいます。
この状態になると、悪い報告があった際、上司に伝わるのが遅れます。部下はできる限り自分だけで解決しようとし、ぎりぎりまで報告を躊躇ってしまうためです。
実際に部下からの報告遅れについて悩んでいる方がいれば、一度自分自身に非はないか考えてみましょう。
普段から「何か悩み事はない？」「●●の件は大丈夫？」「何かあったらいつでも相談してね」と声かけを行い、実際に声かけがあった際は、しっかり目を見て話を聞くようにしましょう
役職ではなく「～さん」と呼ばせてみる
貴社では、部下の方が上司を呼ぶ際に「名前＋役職」で呼んでいませんか。もしくは、「役職名」のみで呼んでいませんか。
基本的に、呼び名に役職が入ると壁ができてしまいます。「遊びじゃなく仕事なのだから当たり前だ」「上司の威厳のためにも必要だ」と思うかもしれませんが、その心配は必要ありません。
役職で呼ぶことでコミュニケーションが阻害されやすくなります。
部下は上司の背中をよく見ています。仕事は遊びでないことはよく理解しています。呼び名よりも、仕事として求められること・やるべきことが明確にされていることが重要です。
最初は慣れないかもしれませんが、思い切って役職名で呼ぶ文化を廃止しましょう。社長や役員も同じです。お互いに「～さん」と呼ぶことで、驚くほど壁を感じなくなり、 新たなコミュニケーションが生まれることを実感できます
褒めあう文化を創りましょう
貴社では、お互いに褒めあっていますか。また、自分がよい仕事をした際に、褒めてもらえていますか。誰もが、自分の頑張りを褒めてほしいと思っており、褒められれば次もまた頑張ろうと思います。
お金をかけて福利厚生を整えるぐらいなら、まずは褒め合いましょう。ちょっとしたことから始めましょう。「いつも掃除ありがとう」「いつも資料がきれいに整っているね」「いつも元気で素晴らしいね」など、目に付いたことを‘すかさず’‘心から’褒めましょう。
時間を置いてしまっては、意味がありません。また、暗い声でムスっとした顔で褒めても意味がありません。明るく、心からの賛辞を送るつもりで褒めましょう。
もちろん、個人目標やチーム目標を達成した際は、大々的に盛り上げ、みんなで喜びを分かち合いましょう。
いかがでしたでしょうか。社内の雰囲気を変えることは時間がかかりますが、ぜひ簡単な取組から始めましょう。その際は、経営者、役員、上司がすすんで取組むようにしましょう。